ドラッカーを読んだら会社が変わった! 音声化CD 日経提供
この本を日経がCD化すると約10倍の金額になっていてビックリ。
そりゃ、ピータードラッカーの言葉は金言に溢れているだろうけど、
音声化するとそうなるのね、
という感想。
ただ、たしかに、最近プロにナレーションを入れてもらったが、
それなりに費用が掛かるしボリュームもあるから、
音声化は結構元手も掛かっているのだろう。
CD全7巻(各巻約60分)
聞くだけでなかなかのボリューム
各巻の言葉だけでも、時々見返したくはなる。
●第1巻 (はじめに、物語1)
ほとんどあらゆる組織にとって、もっとも重要な情報は、顧客ではなく非顧客(ノンカスタマー)についてのものである。(『ネクスト・ソサエティ』より) ほか
●第2巻 (物語2・3・4・5)
トップ本来の仕事は、昨日に由来する危機を解決することではなく今日と違う明日をつくり出すことであり、それゆえに、常に後回しにしようと思えばできる仕事である。(『経営者の条件』より) ほか
●第3巻 (物語6・7・8・9
利益は、個々の企業にとっても、社会にとっても必要である。しかしそれは、企業や企業活動にとって、目的ではなく条件である。 (『マネジメント(上)』より) ほか
●第4巻 (物語10・11・12・13)
人をして成果をあげさせるための第一歩は、仕事を生産的なものにすることである。 (『マネジメント[上]』より) ほか
●第5巻 (物語14・15・16・17)
経営管理者は人を操ろうとしてはならない。一人ひとりの仕事について、動機づけし、指導し、組織しなければならない。そのための唯一の道具が、話す言葉であり、書く言葉であり、数字の言葉である。 (『現代の経営(下)』より) ほか
●第6巻 (物語18、まとめ)
私が13歳のとき、宗教の先生が「何によって憶えられたいかね」と聞いた。誰も答えられなかった。すると、「答えられると思って聞いたわけではない。でも50になっても答えられなければ、人生を無駄に過ごしたことになるよ」といった。(『非営利組織の経営』より) ほか
●第7巻 (あなたへの問い、おわりに)
部下に仕事を頼むとき何を重視しますか。あなたが関わりうまくいったプロジェクトを揚げてください。あなたの弱い部分を補ってくれている人は誰ですか。 ほか
上記の他に、CDで取り上げた主なドラッカーの名言、実践のための問い、
などの解説小冊子(20ページ)と佐藤等氏による
(2016年4月6日、東京・八重洲) )特典映像DVD(68分)付きらしい。
買わないけど、ニーズはあるのだろうね。
いずれにしてもドラッカーから学ぶことはたくさんある。