これはコントか?時間の使い方を学ぶ本を無駄に読む息子
誰もが子供の頃はあり
自身も勿論何十年か前にあったわけだが
その頃の細かいことは正直あまり覚えていない
もちろん、記憶がないわけではない
色々な思い出はある
ただ、その瞬間瞬間の気になったことなどは全く覚えていない
つまり、子供の行動というのは
今となってはとても不思議で興味深い
大人の我々からするととても簡単なことで
効率を考えるとやるべきことをさっさと終わらせて
その後にリラックスの時間を持てば良いのだが
子供はそんな考えは毛頭ない
今が全てで本能に忠実
先日、無用な時間を過ごしがちな息子に
妻が時間の使い方という本を買い与えた
息子はこのシリーズが好きで
自分から結構夢中で読んでいる
こちらが感心するほど読み耽っている
だが、しかし、
所定の時間までに宿題を終わらせなければ
遊びに行けないことが分かっていながら
厳しい母が買い物に出かけている間に漫画を読んでいて
所定の時間までに宿題を終わらせられず
泣きながら訴えかける息子
その息子が読んでいた漫画こそ
まさに”時間の使い方”の本
そのものだったと聞いた時は笑ってしまった
彼はその本を読みながら何を学んでいたのだろうか
ただただ、それが子供であって、
夢中になれるものがあるというのは喜ばしいもの
夢中になれるものにがむしゃらに夢中になって
失敗しながらも少しずつ成長していってもらいたい